MESSAGE



マンハッタンの空気を吸い込み、日々歩く、とにかく歩く

心に響く被写体に出会えない日もあったが、それでも歩いた

街並、人、動物、無機質なもの・・・

いっさい手を加えずフィルムに収める

たとえば・・路地裏で何かを語りかけてくるようなゴミ

すべてのその瞬間に、そこにあった物


よく聞かれる質問に

「なぜ、ただのゴミを撮るの?」

それは

すべてに「軌跡」があって「鼓動」を発しているからだ


今日もマンハッタンを歩く

自分と共鳴するリズムを探して


「これからも人々が私の写真に触れ、“鼓動”が伝われば幸せです。全ての出会いに感謝。」


佐藤義孝